2014年10月28日
ホントに最終戦(95夜)
日曜日のこと。いよいよもって、ドライシーズン最終戦を迎えることとなりました。メインとしている渓は冬期間になるとゲートが閉まり、アクセスがしずらくなるところで、今月いっぱいでゲートが閉められてしまいます。週末フライフィッシャーのボクとしては、もう今月はこの渓に来ることができないので、自動的(?)にファイナルということに。
ファイナルはいつものようにyajioさんと天空の渓へ向かいました。
木々の葉はほとんど落ちてしまい、すっかり初冬の装い。最後の釣行はそれなりに華のある釣りをしたいと思い、ちょっとハードルは高いのですが、ライズをじっと待って、佳いライズ(ある程度のサイズの鱒が行っているライズ)を見つけたら、そこにピンポイントでフライを流す、ライズハンティングに挑戦です。
この日、yajioさんは所用で少し遅れるとのことで、単騎で渓へ。すでにめぼしいポイントには先行者が入っているのですが、おいしいところが1カ所残っていた(のか、すでに誰かが入った後なのか)ので、そこでどっしり腰を下ろして陣を張ることに。
じっくり川面を見回すと、ポツラポツラとライズが。ところが、どれも散発で鱒もかなり慎重になっている…のか、そもそも先日の寒気でエサになる昆虫が激減して、エサの流入が少ないのか…。
1時間ほど、ロッドを振ることなく川とにらめっこ。そうこうしているうちにyajioさん登場。
その後、ややしばらく待ってもライズは無く、たまに起こったライズに向かってフライを流すも無反応…。結局、天空の渓では全くアタリもなく、陽が山陰になって水面が暗くなったので諦めて、ダム下へ。
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ファイナルはいつものようにyajioさんと天空の渓へ向かいました。
木々の葉はほとんど落ちてしまい、すっかり初冬の装い。最後の釣行はそれなりに華のある釣りをしたいと思い、ちょっとハードルは高いのですが、ライズをじっと待って、佳いライズ(ある程度のサイズの鱒が行っているライズ)を見つけたら、そこにピンポイントでフライを流す、ライズハンティングに挑戦です。
この日、yajioさんは所用で少し遅れるとのことで、単騎で渓へ。すでにめぼしいポイントには先行者が入っているのですが、おいしいところが1カ所残っていた(のか、すでに誰かが入った後なのか)ので、そこでどっしり腰を下ろして陣を張ることに。
じっくり川面を見回すと、ポツラポツラとライズが。ところが、どれも散発で鱒もかなり慎重になっている…のか、そもそも先日の寒気でエサになる昆虫が激減して、エサの流入が少ないのか…。
1時間ほど、ロッドを振ることなく川とにらめっこ。そうこうしているうちにyajioさん登場。
その後、ややしばらく待ってもライズは無く、たまに起こったライズに向かってフライを流すも無反応…。結局、天空の渓では全くアタリもなく、陽が山陰になって水面が暗くなったので諦めて、ダム下へ。
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2014年10月21日
準備はオッケー?(第94夜)
一昨日のこと。生まれて初めて「スケート靴」というモノを履いて、スケートリンクというところに。
生まれがウィンタースポーツと言えばスキーという土地柄なので、スキーについては物心つく前から滑っていたのですが、一方でスケートというスポーツは全く無縁でした。
それが齢41にしてスケート…否、アイスホッケーをすることに。
それも明日、いきなり試合…。
試合前に、最低限「スケート靴を履く」「氷の上に立つ」という経験だけはしておこうということで、リンクに行ったのでした(おかげで、ラストドライフライの釣行は行けなかった…)。
もう大変でした(泣)。
なんでみんなこんなモノを履いて歩ける?しかも氷の上で…。リンクでは本当に小さな子どもがビュンビュン滑っている…。中には浅田真央のようにフィギュアスケートでジャンプしたり回転したりしている女の子もいる…。
ボクは当然生まれたての子鹿状態です。
何度か転んで、肘や膝に青あざができるものの、何とか1人でリンクをヨチヨチと1周することができるところで、リンクの閉館時刻に。 続きを読む
生まれがウィンタースポーツと言えばスキーという土地柄なので、スキーについては物心つく前から滑っていたのですが、一方でスケートというスポーツは全く無縁でした。
それが齢41にしてスケート…否、アイスホッケーをすることに。
それも明日、いきなり試合…。
試合前に、最低限「スケート靴を履く」「氷の上に立つ」という経験だけはしておこうということで、リンクに行ったのでした(おかげで、ラストドライフライの釣行は行けなかった…)。
もう大変でした(泣)。
なんでみんなこんなモノを履いて歩ける?しかも氷の上で…。リンクでは本当に小さな子どもがビュンビュン滑っている…。中には浅田真央のようにフィギュアスケートでジャンプしたり回転したりしている女の子もいる…。
ボクは当然生まれたての子鹿状態です。
何度か転んで、肘や膝に青あざができるものの、何とか1人でリンクをヨチヨチと1周することができるところで、リンクの閉館時刻に。 続きを読む
2014年10月18日
シーズンも終了…かな(第93夜)
いつものダム下へ。週末ごと、この渓に来ていると、季節の移り変わりを感じないわけにはいきません。遠く見える稜線は、その頂点に白い色が染まり始めていました。
昨日、渓はかなり強い雨が降ったようで、土砂災害の恐れがあると言うことで、道のゲートが閉じられていました。「あら、これは釣りどころではないのか?」と車で待っていると、ほどなくゲートキーパーが錠を外してくれました。どうやら、大丈夫のようです。
ところが、今度は「ダム下」へ入るゲートが閉じたまま…。そこでHEROさん、yajioさんとしばし待ちぼうけ。
その後、いつもより1時間ほど遅い開門で、ダム下へ。
ダム下はかなりの強風で、キャスティングが厳しい状況。水量も多くなっていて、流れも速い様子。ま、ボチボチとフライを流すことに。
今回、もしかするとドライ最終ステージとなるかも知れない釣行。ここにきてボクは新型フライのデビュー戦。
岸際の深みに、新型フライ「マシュマロフンコロ(仮称)」を流すこと、数回。すると、サクッと出た。
30センチと、実に小ぶり…。引きもさほどでもないのですが、このくらいのサイズだとかなり余裕を持ってやりとりができます、
風は依然強いですが、先日からの相棒Winston WT 865にしてから、キャスティングがとても安定しています。ロッドの動きやしなりが、スゴクわかりやすく、メンディングもしやすい…。ボクにはBoron3xよりこっちが合ってるのかも。
その後、もう1種試したいフライを流すことに。先週、イイ思いをさせてくれた「フライングアント#18」。これに見やすいようにピンク色のポストを立てて、視認性をアップ。
ところが、このフライには無反応…。ここで一旦、お昼ご飯。 続きを読む
昨日、渓はかなり強い雨が降ったようで、土砂災害の恐れがあると言うことで、道のゲートが閉じられていました。「あら、これは釣りどころではないのか?」と車で待っていると、ほどなくゲートキーパーが錠を外してくれました。どうやら、大丈夫のようです。
ところが、今度は「ダム下」へ入るゲートが閉じたまま…。そこでHEROさん、yajioさんとしばし待ちぼうけ。
その後、いつもより1時間ほど遅い開門で、ダム下へ。
ダム下はかなりの強風で、キャスティングが厳しい状況。水量も多くなっていて、流れも速い様子。ま、ボチボチとフライを流すことに。
今回、もしかするとドライ最終ステージとなるかも知れない釣行。ここにきてボクは新型フライのデビュー戦。
岸際の深みに、新型フライ「マシュマロフンコロ(仮称)」を流すこと、数回。すると、サクッと出た。
30センチと、実に小ぶり…。引きもさほどでもないのですが、このくらいのサイズだとかなり余裕を持ってやりとりができます、
風は依然強いですが、先日からの相棒Winston WT 865にしてから、キャスティングがとても安定しています。ロッドの動きやしなりが、スゴクわかりやすく、メンディングもしやすい…。ボクにはBoron3xよりこっちが合ってるのかも。
その後、もう1種試したいフライを流すことに。先週、イイ思いをさせてくれた「フライングアント#18」。これに見やすいようにピンク色のポストを立てて、視認性をアップ。
ところが、このフライには無反応…。ここで一旦、お昼ご飯。 続きを読む
2014年10月12日
ご無沙汰してます(第92夜)
昨日は惨敗だった天空の渓。今日は通称「ダム下」にトライ。
このところ、天空の渓で釣りをすることが多かったので、ダム下は本当に久しぶりだったのですが、この渓はボクがフライフィッシングを始めた渓なので、ホームグラウンドというか、ホームリバー感があり、どことなくホッとするというか、安心感のある渓です。
そして、今日は久しぶりにnishiさんがやってくるということで、楽しさもひとしお。というわけで、メンバーはHEROさん、nishiさん、yajioさん、ボクの4名。
久しぶりのダム下は猛烈な渇水状態ですが、釣り人は我々以外ほとんどいなく(ずーっと上にエサ釣り師らしき姿がちらっと見えましたが)、朝イチからプレッシャーの少ない状態で挑むことができました。
とは言うものの、あまりに水か少ないので、厳しい状態であることは確か。そんななか、ボクは新しい愛竿Winston WTに入魂することを目標に。
ちょっとした深みを狙ってフライを流すも、1度小さな鱒が顔を出しただけで、その後は無反応。そこで、今回新しく巻いた小さめフライングアントを流すことに。
「全然見えない…。」#18フックに巻いたアントは、川面の何処にあるのか全然見えません。ポストを立ててタイイングしたら良かったかなぁ等と思っていたら、ボクの少し下流でyajioさんのロッドがたわんでいました。yajioさんの「来たよ!」という声が聞こえます。
「流石だなあ…。」と思っていると、ボクのロッドもグーンとしなりました。「ボクのも来ました!」yajio&アリクイのダブルヒットです。
細いティペットを使っているので、なるべく丁寧に取り込むよう注意しながら、少しずつリールを巻き取ると、一気に走られ、下流にいたyajioさんの近くまで持って行かれました。「慌てないで」とyajioさん。
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このところ、天空の渓で釣りをすることが多かったので、ダム下は本当に久しぶりだったのですが、この渓はボクがフライフィッシングを始めた渓なので、ホームグラウンドというか、ホームリバー感があり、どことなくホッとするというか、安心感のある渓です。
そして、今日は久しぶりにnishiさんがやってくるということで、楽しさもひとしお。というわけで、メンバーはHEROさん、nishiさん、yajioさん、ボクの4名。
久しぶりのダム下は猛烈な渇水状態ですが、釣り人は我々以外ほとんどいなく(ずーっと上にエサ釣り師らしき姿がちらっと見えましたが)、朝イチからプレッシャーの少ない状態で挑むことができました。
とは言うものの、あまりに水か少ないので、厳しい状態であることは確か。そんななか、ボクは新しい愛竿Winston WTに入魂することを目標に。
ちょっとした深みを狙ってフライを流すも、1度小さな鱒が顔を出しただけで、その後は無反応。そこで、今回新しく巻いた小さめフライングアントを流すことに。
「全然見えない…。」#18フックに巻いたアントは、川面の何処にあるのか全然見えません。ポストを立ててタイイングしたら良かったかなぁ等と思っていたら、ボクの少し下流でyajioさんのロッドがたわんでいました。yajioさんの「来たよ!」という声が聞こえます。
「流石だなあ…。」と思っていると、ボクのロッドもグーンとしなりました。「ボクのも来ました!」yajio&アリクイのダブルヒットです。
細いティペットを使っているので、なるべく丁寧に取り込むよう注意しながら、少しずつリールを巻き取ると、一気に走られ、下流にいたyajioさんの近くまで持って行かれました。「慌てないで」とyajioさん。
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2014年10月11日
パッチワークキルト(第91夜)
先週、先々週と週末に仕事をしなければならなかったり、体調を崩したりで、話にならなかったのですが、今日は久しぶりに天空の釣り場に向かいました。
いつものようにyajio師匠と待ち合わせ。駐車場は一時の混雑ぶりではないにせよ、まだまだウルトラハイプレッシャーを予感させる混雑具合。
久しぶりの渓は、もうすっかり晩秋の気配。木々が深く秋色に色づき、その景色は森が1枚のパッチワークキルトのような美しさです。

青空と森のコントラストが、晩秋の空気感を感じさせます。
ここに来るときは、自転車が必須。これまでyajioさんから自転車を借りていたのですが、ここにきてボクも新しいタックルとして自転車を用意。
ネットで買った折りたたみマウンテンバイク。これで天空の釣り場の奥までガンガン入れます。実際に乗ってみると、自転車そのものがとても重たくて、あまり快適とは言いにくいのですが、まぁ、釣りのためにしか使わないし、なにより安かったので(安物買いの銭失いになる可能性が濃厚ですが)、とりあえずの足としてよしとすることに。
そして、新しいタックルをもう1つ。
Winston WT 8’6” #5です。
先日、天空の渓での釣行に備え、テントウムシフライを巻こうと、お世話になっているショップにマテリアルを買いに行ったときのこと。何気なく眺めていた棚に、中古のバンブーロッドが並んでいました。バンブーロッドと言えば、非常に高価なイメージで、憧れはありますが自分にはまだまだと思っていたのですが、中古のバンブーロッドは意外と手が届く値段で売られていました。
「へぇ〜、中古だとこんな感じなのか…。買って買えないことはないけど、まぁ、使いこなせないだろうしなぁ。ま、イイや。」とマスターにお会計をお願いしようとしたとき、その棚のすぐ隣に緑色のロッドが。
「Winstonのロッド、先日レンタルでWTを振ってスゴクイイ感じだったんですよねぇ。」とマスターに声を掛けたら「それ、WTだよ。」「え?」
仕舞い寸法がやけに長いそのロッド。2ピースということで、その取り回しずらそうな様子にちょっとテンションが下がったのですが「あれ?WTに2ピースなんてあったかしらん?」
聞くと、現行ではもう2ピースのWTは無くなってしまい、「ほとんど」全て3ピースになってしまったこと、この1本は現行よりちょっと前のデザインでリールシートに使っている木が現行と違い、ちょっと高価な材が使われていること(そこをオーダーするだけで1万円ほどするそうで…)、リールを止める金具も現行と違うデザインで、昔ながらの金具が使われていること、お値段も旧価格のままで、ちょっと安くなっていたこと…etc
若干の迷いもありましたが、ここは出会いのものと考えて、お持ち帰り。頑張って、この1本に入魂したいところです。
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いつものようにyajio師匠と待ち合わせ。駐車場は一時の混雑ぶりではないにせよ、まだまだウルトラハイプレッシャーを予感させる混雑具合。
久しぶりの渓は、もうすっかり晩秋の気配。木々が深く秋色に色づき、その景色は森が1枚のパッチワークキルトのような美しさです。
青空と森のコントラストが、晩秋の空気感を感じさせます。
ここに来るときは、自転車が必須。これまでyajioさんから自転車を借りていたのですが、ここにきてボクも新しいタックルとして自転車を用意。
ネットで買った折りたたみマウンテンバイク。これで天空の釣り場の奥までガンガン入れます。実際に乗ってみると、自転車そのものがとても重たくて、あまり快適とは言いにくいのですが、まぁ、釣りのためにしか使わないし、なにより安かったので(安物買いの銭失いになる可能性が濃厚ですが)、とりあえずの足としてよしとすることに。
そして、新しいタックルをもう1つ。
Winston WT 8’6” #5です。
先日、天空の渓での釣行に備え、テントウムシフライを巻こうと、お世話になっているショップにマテリアルを買いに行ったときのこと。何気なく眺めていた棚に、中古のバンブーロッドが並んでいました。バンブーロッドと言えば、非常に高価なイメージで、憧れはありますが自分にはまだまだと思っていたのですが、中古のバンブーロッドは意外と手が届く値段で売られていました。
「へぇ〜、中古だとこんな感じなのか…。買って買えないことはないけど、まぁ、使いこなせないだろうしなぁ。ま、イイや。」とマスターにお会計をお願いしようとしたとき、その棚のすぐ隣に緑色のロッドが。
「Winstonのロッド、先日レンタルでWTを振ってスゴクイイ感じだったんですよねぇ。」とマスターに声を掛けたら「それ、WTだよ。」「え?」
仕舞い寸法がやけに長いそのロッド。2ピースということで、その取り回しずらそうな様子にちょっとテンションが下がったのですが「あれ?WTに2ピースなんてあったかしらん?」
聞くと、現行ではもう2ピースのWTは無くなってしまい、「ほとんど」全て3ピースになってしまったこと、この1本は現行よりちょっと前のデザインでリールシートに使っている木が現行と違い、ちょっと高価な材が使われていること(そこをオーダーするだけで1万円ほどするそうで…)、リールを止める金具も現行と違うデザインで、昔ながらの金具が使われていること、お値段も旧価格のままで、ちょっと安くなっていたこと…etc
若干の迷いもありましたが、ここは出会いのものと考えて、お持ち帰り。頑張って、この1本に入魂したいところです。
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