YFG(第85夜)
8月23日 AM.0:00 凄まじい雷雨。自宅の屋根が震えるほどの雷と激しく屋根を叩く雨。
同AM.8:30 yajio師匠より入電。「今日、釣りに行かないの?」
同AM.8:40ありくい返信。「昨日の雨で釣りは行けないと思ってました。」
同AM.8:45yajio師匠よりTEL。「いや、○○川なら大丈夫かな。行く?」
同AM.8:46ありくい「え、今日釣りできる川があるんですか?行けるなら、ぜひ御一緒に」
同AM.10:30yajio師匠と合流。某渓へ。
油断してました…。深夜の嵐に「こりゃー、釣りは無理だな…。」と思ってゆっくりしていたのですが、まさか釣りができる渓があるなんて。yajioさんと合流して、第一声が「ガイドはどんなときでも釣りができる渓を押さえるのが仕事だから。」と。夜中の嵐でも釣りができる渓を探す情報収集能力と経験…。YFG(Yajio Fishing Guide)恐るべし…。
いつもの渓は話にならないはず…。そこでYFGが選んだ渓はいつもとは真逆の方角にある某渓。冬に公魚を釣りに行ったときに「ここはニジマスも釣れるんだよ」と話してくれたところです。車を走らせること1時間。いつもとは全く違うポイントへ。
もちろんボクは初めてのポイント。
水がかなり濁っている本流と、澄んだ支流の合流点。まるで水着の日焼け後のようにくっきりと分かれています。濁流と清水がせめぎ合う際でyajio師匠が44センチをヒット。写真が取れなかったのですが。とても斑点や体色がキレイなニジマスでした。
今回、ボクはいつもと違うタックルをチョイス。
メインのリールはRossのEvolution LTなのですが、このリールには長らく半番手重いGPX系のフライラインを巻いていました。この半番手重いラインがボクのキャスティング不調の原因かもということで、今回は普通の#5のラインが巻いてあるHatchリールを使うことに。どうもこのリール、ボクのメインロッドWinston Boron3x8'6"#5と相性が悪い(重たい、リールフットが分厚くてロッドにカッチリと装着できない感じがする)ような気がして、お蔵入りになっていたのですが、今回本当に久しぶりの出動です。
最初は半番手軽くなったラインに「う〜ん。」と思っていたのですが、リールの重さは全く気にならなくなっていました(かつてはあんなに重たくて使いたくなかったのに、どうして?)。ラインに慣れてくるとGPX系よりキャストしやすいかも。今後、このリール(とこのライン)がメインになるか、それともEvolutionにラインを巻き直すか(シャークウエーブGPXを巻いたばっかりなのに…)考えどころです。
大きめのフライを流しているとフッとフライが消えてグンとアタリが。グングン走り出すと同時にドラグがジーッと音を立ててリールがラインをはき出します。ところが…フッと軽くなり痛恨のバラし…。いつもと違うリールだったので、ドラグの調整をきちんとしていなかった…。ちょっと悔しい…。
その後、またしてもフッキング。こちらは30センチ程度のニジマス。写真に撮るかどうしようか迷っているウチに、ボクの手から滑り落ちて逃げてしまいまいました。アタリはチョイチョイ。フッキングもチョイチョイ。ヤマメと見間違えるようなサイズのニジマスがちらほら。
小さいサイズばかりなので少し上流へ。岩盤が深くえぐれた洞が特徴的なプールです。
しきりにライズを繰り返しますが、大きいサイズはあまりイナイ様子。しかも、何を流してもなかなかヒットせず。そこへyajio師匠「カディスを投げてみたらくるよ。」
言われたとおりカディスをキャスト。すると…
ホントに出た…。27センチとサイズは小さめですが、このポイントではそこそこサイズと思われます。
今回の釣行はこの1本を最後に終了。今回もいろいろ収穫のある釣行となりました。フライライン…シャークウェーブGPXは買ったばかりだけど…どうしようかなぁ。GPXじゃないほうがボクに(ロッドに?)あっているのかも。まぁ、しばらくお蔵入りしていたHatchを使うことにするか…。ここにきてHatch復活。リールを無駄にせずに済みそうなことも、収穫でした。
来週末はぜひ試したいコトがあるので、どうしても渓に行きたい…。それまでフライを巻いて実弾補給しないとなぁ。
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