夏の馬鹿会’１４　その３（第８３夜）

　夏の馬鹿会’１４もいよいよ佳境。２日目はHEROさんも加わり、５名での開始です。昨夜から降り続く雨で釣りができるか心配でしたが、通称天空の釣り場でロッドを出すことに。

　昨日はここでイイ思いをさせてもらったボク。さて、今日も…と思っていたのですが、全然釣れる気がしない…。雨が強く降っていて、渓に降りるだけでも一苦労。何とか渓に降りたところに、ちょっとキレイな溜まりがあったので「ニジマスはイナイだろうけど、何かしら魚の顔を見たい」と思い、ちょいっとフライを流すと…。
２３センチのオショロコマが。完全に逃げの釣りですが、これでとりあえずヒレのある生き物を釣ることができたので、良しとすることに。

　その後、昨日イイ思いをさせてもらったポイントへ向かうも、川幅がグッと広がっていて、どこにフライを流せばよいのやら分からないような状況。まぁ、ここはキャスティング練習と思ってのんびりロッドを振ることに。そこへyajio師匠がやってきて「メンディング講座」の始まりです。

　先日から続いていたキャスティング不調は今回の馬鹿会では顔を出していないのですが、メンディングが上手くできないので、フライをドラグフリーで流せないでいました。そこで、メンディングをするときのロッドの動かし方などを教わっていると…フライがフッと消えてロッドにグンと強い引きが。

　残念ながら練習と思いながら油断していたので、あわせることができずそのまま終了。yajioさん曰く「大きかったかもよ」とのこと。やはり、上手くフライが流れると魚は出るんだなぁ…。

　しかし、それっきり魚は現れず…。

　向こうで先ほどメンディングレクチャーしてくれたyajioさんのロッドが猛烈にしなっていました。ちょうど場所を変えようとturibakaさんとコンタクトを取り、そのことを伝えようとした矢先のこと。身振り手振りでturibakaさんにyajioさんが戦っていること、しかも相手は強力なことを伝えると、テンションアップ。みんなで見に行くと、サイズは４３センチということでしたが、体高のあるとても美しい鱒でした（写真取り忘れた…）。

　ここで昼食とし、午後から気合い入れ直してリスタート。HEROさんは一足先にお帰りになり、４人での釣りとなりました。すると…
さっきまでの雨が嘘のように上がり、こんなに良い天気に。もしかして、雨男は…。

　天気は回復したものの、釣りの状況は回復せず、天空の釣り場を離れることに。駐車場に戻る途中、とてもキレイな山の景色が。
あのトンガリ山は何ていう山なのかなぁと思いながら下山。

　いつものダム下で最終ラウンドを挑むも、猛烈な増水で厳しい状況。そんなところで今回の馬鹿会もタイムアップとなりました。

　今年の馬鹿会もいろいろありました。個人的にはついに馬鹿会で初めてイイ思いをしたので、ある意味今回が馬鹿会デビューと言ってもよいのではないかと。例年参加しているメンバーで、今回は都合で参加できなかったメンバーと会えなかったことが残念でしたが、またの機会に、より楽しい再会になれば良いと思っています。

　さて、早くも来年の馬鹿会が楽しみなのですが…。それまで、もっともっと練習して、もっともっとフライを巻いて、もっともっとフライフィッシングを楽しめるように…なっていたらいいなぁ。

あなたにおススメの記事