久しぶりの鱒香(第41夜)

ありくい

2013年07月19日 22:22

 久しぶりに、仕事が早めに終わり、ちょうど立て続いていた業務も一段落したので、自宅から程近くのホームリバーにしたいなぁと考えている川に出かけてみました。

 時は夕暮れ。気温も少し落ち着き、羽虫も飛ぶ頃を狙って川に立つも、ライズは見られず、静けさで満ちた川面です。

 とりあえず、カディスを流すも反応はなく、あちこちとポイントを変えながらいろいろなフライを試してみるも、やはり反応はナシ。流し方が悪いのか、流すところが悪いのか、フライのチョイスがまずいのか…。

 そういえば、最近少しずつですがキャスティングが安定してきて、今までよりも力強くラインが伸びるような感覚があるので、ティペットをそれまでよりも5フィートほど長くしてみました。

 思ったよりもキレイにラインは伸びて、メンディングもしやすく、フライをナチュラルドリフトで流せる距離が伸びたように思うので、このまま試すことに。

 すると、とあるポイントでようやくアタリが。


23センチの小さなニジマスですが、本当に久しぶりの鱒がロッドにかかる感触に震えました。

 その後も同じポイントで同じくらいのニジマスが連続でヒット。残念ながら写真に撮る前に逃げられてしまったのですが、3匹の小鱒が出来損ないのようなパラシュートにかかってくれました。

 手に残る鱒香も久しぶり。川の流れで手を洗ってもしばらくは残る匂いに、ちょっと疲れていた気持ちが癒されるようです。午後7時過ぎまでロッドを振っていましたが、曇り空だったのでフライが見えなくなりこの日は納竿。小さな鱒しか釣れませんでしたが、本当に楽しかった釣りになりました。

 もっと明るいレンズの偏光サングラスがあれば釣りを続けられたかも…。イーズグリーンのサングラスが欲しいなぁと、ちょっとだけ思うような釣行でしたねぇ。


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