今回は盛りだくさん(第15夜)

ありくい

2013年03月10日 20:22

 気合い十分で臨んだ公魚釣り。天気予報では北海道は暴風雪の予報。でも、明け方の街は三日月がくっきり浮かぶ穏やかな天気。これはイケル。

 今回の釣行メンバーはkumaHEROさん、yajioさん、nishiさん、お三方の同僚の女性アングラー、そしてボク。前回の釣行の手応えとトキメキをもう一度とばかり、山上湖へ車を走らせました。

 湖に着くと…とんでもない風。地吹雪ならぬ湖吹雪で向こうのテントも霞むほどの状態です。


山の天気は不安定というのか、やはり天気予報は当たるのか…。

 それでも吹雪の中、前回とほぼ同じポイントに穴を穿って、公魚のご機嫌伺いとばかりnishiさんがお試しに糸を垂れるも、全くアタリはナシ…。その後、いくつか穴を開けて反応を探っても全く反応がありません。メンバー総出でアタリが出るまで穴明けです




 10個ほど穴を開けたでしょうか。ようやく少し反応がある穴が開いたので、そこにテントを張って予定より2時間遅れの公魚釣りのスタートです。
 風はますます強くなり、テントがビリビリ震えるほどの強風。アタリはわずかにあるものの、かなり渋め。この数少ないアタリをいかにモノにできるかが今回のポイントになりそうです。
 
 ボクは高感度穂先ロッドとハイギアリール、そして下手くそながら手数で勝負のアワセで応戦です。




 午前中は本当にシブイ勝負でしたが、午後から少し連続したアタリが出始め、ようやく公魚釣りらしくなってきました。天気も回復してきて、気持ちも上向きです。




 スタートで若干躓いた感のあった今回の釣行ですが、最終的には全員それなりの釣果を得ることができて、何より楽しい釣りができたことに満足。帰りの道は天気も完全に回復して後ろ姿から充実感が伺えます。




 帰宅して、公魚を数えると66匹の釣果がありました。流石に前回の100匹には及びませんが、実釣の時間や状況を考えれば、そして食べる量を考えると十分な結果です。この日の夜は職場の若い同僚と公魚の唐揚げで一杯です。




 この夜、その同僚が珍しい食べ物を持ってきました。


ふぐの卵巣のぬか漬けです。石川県の名物だそうで、そのまま食べると危険なふぐの卵巣を塩漬けにすること3年、毒を無効化してぬか漬けにしたモノだそうです。

 薄くスライスして、かるく炙って食べてみると…猛烈にしょっぱい!!!塩分が30%もあるそうで、これはとてもこのままでは食べられません。

 そこで、おすすめレシピにあったお茶漬けにしてみました。魯山人の真似をして熱々ご飯に熱い煎茶をかけて、薬味にノリとワサビを添えて「いただきます」




 お茶漬けにするとしょっぱさが緩和されて実に美味。煎茶との相性がとても良く、細かくほぐれた卵巣が煎茶を美味しい出汁に変えています。

 公魚釣りにふぐの卵巣のお茶漬けというおまけ付き。とても楽しい週末ですが、楽しいイベントは翌日も続きました。その様子は次回のブログで。

 

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