100kmに挑戦(第38夜)
生活に余裕が無くなってくると、とたんに更新が途絶えてしまうこのブログ。久しぶりの更新です。
自転車を買って数ヶ月。たまに自転車通勤をしているのですが、やはりロードバイクの醍醐味はロングライドなのでありましょう。とはいえ、なかなかロングライドなど初心者には敷居の高いもの。そこで、地域で開催されたイベントに参加してみました。
中札内村で開催された十勝中札内グルメフォンド。自転車に乗って、十勝中札内のグルメと景色を楽しもうというイベントで、順位やタイムを競うレースではなく、各々が自分のペースでサイクリングを楽しむ…というような趣旨のようです。
30kmコースと100kmコースがあり、初心者のボクは30kmでも良かったのですが、職場の先輩に誘われて100kmコースにエントリー。本当はもっと練習して、1度くらいは100kmを走る経験をしてからこのイベントに参加したかったのですが、結局ほとんど練習しないで挑戦することになりました。
朝8時にスタート。そこから第1エイドステーション(およそ20キロ先)を目指していきます。20kmと言えば、ボクがこれまで走った経験としては2番目に長い距離。それが最初のエイドステーションまでの距離にすぎない…。はっきり言って、参加したことを少し後悔しました。
職場の同僚で、サイクル歴は…どのくらいかわかりませんが、かなりのサイクリストの女性と一緒に走ったのですが、着いていくのが精いっぱい。平地を時速25キロくらいで走っているのですが、ボクにとってはハアハア息を切らすペースなのに、彼女にとっては「はぁ、気持ちいいなぁ」というペースなんだそうで…。
それでも何とか着いていき、第1エイドステーションに到着。ステーションは自転車の百花繚乱。まるでロードバイクの展覧会です。ボクも愛車をチョイと寄せて一休み。
六花亭のチョコやクッキー、バナナなどでエネルギーチャージです。
そこで後発隊の同僚とも合流。4名で次のエイドステーションを目指しました。
4人中ボクを含む3人がロードバイク。1人はクロスバイクという若干街乗り使用の自転車ですが、ボクだけが全くの初心者。あっという間に離されて、見えなくなってしまいました。やはり体重があるせいか上り坂になると、とたんにスピードが落ちて、平地の半分くらいの速度になってしまいます。
さて、第2エイドステーションを目指すのですが、これが第1から遠くてスタートから50km地点くらいでしょうか。ちなみにボクの最長距離が30km程なので、すでに未知の領域です。40km地点で両足が猛烈に痙ってしまい、全く動かなくなってしまいました。じっとしていても激烈な痛みで叫び出しそうなのですが、しばらく休むと何とか動くようになったので再びペダルをこぎ始めました。結局、この足の痙りはゴールまでかなり悩まされることになります。
何とか第2エイドステーションに到着。同僚達は待っていてくれていたのですが、なんだか申し訳がない気持ちでいっぱいです。足はここでも痙っていて歩くこともできない状態で、しばらく休まなければならない有様。先に同僚には進んでもらって、完全にボクはドロップアウトです。
何とか歩けるくらいに回復したので、エイドステーションを見る余裕ができました。
ファーマーズレストランか何かのようです。ここでのご褒美はトウモロコシやトマトで作ったゼリーと
名産長いもの酢醤油和えです。冷たくて口当たりのよいゼリーがほてった体を優しくなでてくれるようで心地よく、ちょっと酸味のきいた長いもの和え物は疲れを癒してくれました。
そうこうしていると、このイベントのゲストである元日本女子バレーボールの益子直美さんが到着。日ごろ、芸能人や有名人には全然関心がないのですが、先行した同僚にプチ自慢しようと一緒に写真を撮ってもらいました。
185cmのボクと並んでも遜色ない身長(プロフィールには175cmとありました)で、とても麗しい方でした。
さて、先はまだ長い100kmの道のり。果たして、ロードバイク初心者で練習不足の40歳オッサンが完走できるのか。続きは次回のブログに譲ります。
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